患者一人ひとりの権利を守る基本的・総合的な診療能力(主治医能力)の獲得を目指して卒後5年間を「基礎研修期間」と位置づけます。
Shingim Program (Shinjinkai General Internal Medicine Fellowship Program)
有明地区の地域に責任をもつ内科医療を実践できる能力を習得する。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 総合診療研修【必修】 《米の山病院》 |
選択研修 《米の山病院》 |
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2年目 | 高齢者医療研修(老年科/認知症)【必修】 《みさき病院》 |
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3年目 | 総合診療研修【必修】 《米の山病院》 |
選択研修 《法人内院所/県連内院所/ 九州沖縄県連内院所》 |
Shinfam Program (Shinjinkai Family Medicine Fellowship Program)
【日本プライマリ・ケア連合学会(旧日本家庭医療学会)認定プログラム】
有明地区の地域に責任をもつ家庭医療を実践できる能力を習得する。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 総合診療研修【必修】 《米の山病院》 |
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2年目 | 高齢者医療研修(老年科/認知症)【必修】 《みさき病院》 |
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3年目 | 総合診療研修【必修】 《米の山病院》 |
小児科研修【必修】 《米の山病院》 |
選択研修 《法人・県連・ 九沖内院所》 |
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年目 | 総合診療・他内科研修 《米の山病院》 |
高齢者医療研修 《みさき病院》 |
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2年目 | 循環器科・病棟研修 《米の山病院》 |
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3年目 | 循環器科・外部研修 《外部研修病院》 |
初期研修を終了し、専門研修は総合内科を選択しました。3年目は高齢者中心の研修ということで、親仁会でも高齢者医療に力を入れている、みさき病院での研修を行いました。みさき病院は認知症病棟・障害者病棟・回復期リハビリ病棟を持つ病院ですが、私は認知症病棟を中心に受け持ちました。また、外来・往診もさせて頂き、初期研修ではなかなか実現しなかった「継続的に診る」ということに面白さ(大変さも…)を感じました。
また、病棟管理運営にも参加させて頂き、ふと思いついた「もっとこうすれば良くなるのでは?」というアイデアが実現するのも楽しいです。これは中規模の病院ならではの研修の特徴だと思います。「じっくりといろんな患者さんを診たい!」「自由な雰囲気で研修したい!」という方にはとてもお勧めだと思います。4年目から5年目は米の山病院で総合診療科研修をおこないました。 急性期から 慢性期までの内科疾患を幅広く担当しています。
初期研修終了し、4年目の現在は内科研修として米の山病院で、呼吸器科研修中です。
米の山病院の初期研修プログラムの終盤は選択研修に当てられています。私は呼吸器内科を選択し、専門研修が始まった現在も継続して呼吸器内科で学ばせていただいています。当院が位置する有明地域は高齢化が極めて進んでいます。そのような環境で特に加齢に伴う疾患は外来・当直を問わず本邦の臨床現場では避けては通りないものであり、日々精進させていただいています。また単に疾患を治療するだけでなく、例えば独居や施設入所されている方の社会的な問題を把握し、コメディカルスタッフとの連携が求められます。医師間だけでなく他職種との垣根が低いのも、当院での研修の充実さに大きく貢献しています。
私は将来的な進路として病理学を専攻したいと考えています。そのために他院の当直で十分に対応できるような、特に内科的な知識や経験をじっくり深めたいというのが米の山病院で引き続き専門研修先として選択した理由です。その意向を当院では尊重していただき、従来の専門研修を私個人にカスタマイズしたプログラムで研修させていただいています。そのような柔軟性も米の山病院での専門研修の強みであると言えます。